転職エージェントの真相(裏話含む)

目次

はじめに

今回の記事では転職エージェントの概要として転職エージェントの実際の働き方であったり、求職者に見せることのない裏側の世界を中心に暴露していきます。

転職エージェントは非常に便利なサービスですが利用する相手(エージェントの仕事内容)のことをしっかり知り、正しく理解することは真の意味で利用する意味で非常に大切なことです。

転職エージェントの概要(裏話)

転職エージェントとは

転職エージェントとは転職の斡旋事業を行っている企業に属し、転職成功に向けてアドバイスをする人のことを言います。 業界ではキャリアアドバイザー(CA)と呼ばれることも多いです。

転職エージェントは日々転職希望者と面談をし、一人一人に合った転職活動の進め方についてアドバイスをします。

また、エージェントサービスを利用するにあたり、求職者側で料金は発生しないため転職エージェント=ボランティアみたいなイメージを持ってしまう方もいますが、 転職エージェントも会社からのノルマを背負っている営業社員になります。

転職エージェントの実績は、何人転職実現が出来たか、これに尽きます。
一月で5人、四半期で15人、半期で40人など具体的な目標数字が与えられ、その目標を上回る数字が求められます。

評価に関しては目標に対する実績の数字で決定するので、とにかく一人でも多くの担当求職者の転職を実現させることに必死になります。
人材業界の報酬はインセンティブも多く占めるため、よい数字が出せればその分インセンティブも増えます。

この数字を出すためには、一人でも多くの求職者の方と面談し、都度連絡を取り、入社まで丁寧にフォローすることが 求められます。

ですのでエージェントと関わる際には親身になってアドバイスをくれる方は多いと思いますが、転職エージェント=数字を背負っている営業社員ということはしっかりと認識しておくことが大切です。

具体的な仕事内容

転職エージェントの仕事のゴールは転職実現をすることです。 そのため、転職実現に関する業務全般を仕事としています。

具体的には、求職者との面談・書類添削・面接対策・企業との打ち合わせ・求人票のすりあわせ・ 都度発生する求職者フォロー(事前提出物の内容確認・応募企業への意向確認など)・ 退職交渉のフォローなどが主な業務ですが、これはあくまでも社外に対する業務です。

他にも、社内向けの資料作成・グループのミーティング・研修の参加など意外と社内業務も多いです。
エージェント1人当たり200人以上の求職者を担当しますので、仕事は非常にハードですし とにかくエージェントは忙しいです。

1日の流れ(例)

転職エージェントの1日のスケジュール
9:00 出社(メールチェック)
9:30 求職者へ求人送付
10:00 初回面談(1時間)
11:00 企業担当者との打ち合わせ
11:30 昼食
12:00 求職者との電話(1人15分×約4人)
13:00 グループミーティング(2時間)
15:00 プロジェクトチームのミーティング(1時間)
16:00 職務経歴書の添削、企業への応募手続き
17:00 社内向け資料の作成
18:00 初回面談(1時間)
19:00 初回面談(1時間)
20:00 面談後のお礼メールと求人送付
20:30 求職者との電話(内定のご連絡など、1人15分×約2人)
21:00 社内向けメール処理
21:30 退勤

ざっくりこんな働き方をしています。 もちろん日によって変わりますが9時~21時まで勤務していることが多いです。

このスケジュールを見てお分かりかと思いますが、とにかくエージェントは忙しいです。 加えてトラブル対応が発生しましたら、上司に報告や事実確認も必要になるため 帰り時間はもっと遅くなります。

1日の面談数は2~4が平均ですので、毎日新しい出会いがあるのもエージェントの醍醐味です。

次回 優先顧客になるためのマル秘テクニック

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